ペットボトル処理ラインPET bottles
家庭から出されたペットボトルは、各自治体の収集運搬車で十勝リサイクルプラザ、第1工場に運ばれてきます。第1工場のペットボトル処理ラインでは、収集されたペットボトルから不適物を取り除き、圧縮減容されたペットベールに加工された後にストックヤードで保管されます。
投入ホッパー
搬入口では、運び込まれたペットボトルをショベルローダーによって投入ホッパーに投入します。
投入されたペットボトルはペットボトルラインに供給されます。
手選別ライン
選別作業員の手によって不適物と呼ばれる、そのラインに混入してはいけないものを取り除きます。
圧縮減容機
手選別を終えたペットボトルは圧縮減容機に運ばれます。圧縮減容機では一定量を圧縮し、バンド結束されたペットベールと呼ばれる状態で出てきます。
圧縮減容機の能力は1基1時間あたり500kgで、合わせて1tです。ペットベールはペットボトル約450本分で重さ約20kgあります。
ペットボトル処理ラインにおける不適物
- 飲み残しが入っていたり、ひどく汚れているペットボトル
- ドレッシングタイプ調味料のペットボトルでも、食用油脂を含んだり、簡易な洗浄により臭いが除去できないもの
- あき缶類、びん類など、ペットボトル以外のもの
- ビニール袋など
禁忌品
不適物の中でも、危険を伴ったり、不良品を産出する可能性がある等、リサイクル上特に支障をきたすので、絶対に混入させてはいけないもので、医療廃棄物(感染の危険)、ガスライターやボンベ類(爆発の危険)、刃物類等を禁忌品といいます。