アルミ缶/スチール缶処理ラインAluminum & Steel Cans
家庭から出されたアルミ缶・スチール缶は、各自治体の収集運搬車で十勝リサイクルプラザ、第1工場に運ばれてきます。缶以外のものを取り除き、アルミ缶とスチール缶を磁選機、アルミ選別機という機械 で分けます。磁力でスチール缶を引き付け鉄ホッパーへ、アルミ缶は磁力で反発させ アルミホッパーに飛ばします。そして、金属圧縮機で圧縮しています。
プレス処理されたアルミ缶プレス・スチール缶プレスはストックヤードに保管され、最終的には再びアルミニウム原料、製鉄原料として利用されます。
手選別ライン
選別作業員の手によって不適物と呼ばれる、そのラインに混入してはいけないものを取り除きます。
磁力選別装置
磁力選別装置では、磁力でスチール缶を引き付け鉄ホッパーに運びます。
アルミ選別装置
アルミ缶は磁力で反発させ、アルミホッパーに飛ばします。
プレス圧縮装置
アルミ用ホッパー、またはスチール用ホッパーどちらか満量の信号が発せられたホッパーからプレス圧縮装置に投入され、プレス圧縮処理されます。
プレス圧縮装置の能力は1時間あたり1tです。
アルミ缶/スチール缶プレスの重さ
- アルミ缶プレスはおよそ1,200本分で、重量は約30kgです。
- スチール缶プレスはおよそ1,200本分で、重量は約60kgです。
アルミ缶/スチール缶処理ラインにおける不適物
- スプレー缶などのガスが含まれている缶
- 飲み残しが入っていたり、ひどく汚れているアルミ缶・スチール缶
- アルミ缶・スチール缶以外のもの(びん類や、ペットボトルなど)
- ビニール袋など
禁忌品
不適物の中でも、危険を伴ったり、不良品を産出する可能性がある等、リサイクル上特に支障をきたすので、絶対に混入させてはいけないもので、医療廃棄物(感染の危険)、ガスライターやボンベ類(爆発の危険)、刃物類等を禁忌品といいます。